想像するだけで恐ろしくなります
巷では5Gやブロックチェーンと言った新しい技術がもてはやされています。
しかし、こう言った技術の先にあるものは、自立した個の確立です。
ITの技術が進歩すればするほど、個人的に活用できた人ほど利益が得られます。
しかし、ITを活用する側ではなく、ITに使われる側に回ってしまった人には、悲惨な人生が訪れます。
これからは、そんな時代になります。
自立した個としての知識やスキルを身につけていない人は、ITの奴隷となり、社会の奴隷となってしまいます。
会社の家畜としての「社畜」ではなく、社会の家畜としての「社畜」と言われるようになるかもしれません。
僕は想像するだけで、恐ろしくなります。
自立した個が確立されると全ての人が自分の責任は、自分で持たなければならなくなります。
「IDが分からなくなった」
「パスワードを無くした」
こう言って助けを求めても、誰も助けてくれなくなります。
これからは、自分で自分の情報を管理する方法がとても重要になります。
よく耳にする事で、こんなのがあります。
「私は個人情報が漏れるのが怖いです」
しかし、そう言った人に限って、パスワードを無くしたり、ログインカードを無くしたりします。
パスワードやログインカードなどは、個人情報の塊まりです。
パスワードが漏れてしまったら、そのパスワードに紐づけられた個人情報が全て盗まれます。
パスワードは、たった数文字の意味不明な文字列です。
しかし、その文字列が、あなたの膨大な個人情報と紐づいているのです。
それにも関わらず、パスワードを書いた紙をなくしてしまう人が沢山います。
パスワードを、サービスを受けるための合言葉ぐらいにしか思っていない人が沢山います。
そうではなく、あなたの個人情報にアクセスするための大切なものだと言う事を、まずは理解してください。
だから、パスワード無くすなんてあってはいけない事なんです。
万が一、無くしても自分で再発行するのが当たり前です。
あまつさえ、誰かに再発行を頼むなんてありえない事です。
あなたは、目の前に四則計算ができない大人がいたらどうしますか?
おそらく、知能的に何か問題のある人だと判断するでしょう。
残念ながら正常な人として、扱う事はないと思います。
倫理的な話をすれば、それでも人権があり、救いの手が必要ではあります。
ただ、ここでは倫理の話ではなく、これからの時代の流れをお話ししています。
スマホやパソコンのパスワードが管理できない人が、同じように知能的に何か問題がある人だと判断される時代。
そんな時代に、差しかかっています。
なぜなら、ITの進歩によって、個人情報の管理を他人任せにするのは非常に危険な時代になってくるからです。
これまで、他人になりすますには免許証やパスポートを盗み出して、偽造する必要がありました。
それなりの闇ルートに精通し、高い偽造技術を確保しなくてはならなりませんでした。
しかし、現在はパスワードを盗み出しさえすれば、簡単になりすましができます。
ちょっとズル賢い中高生でも可能になってしまうのです。
だからこそ、自立した個として、個人情報の管理とパスワードの管理が、自分自身で出来るようになる必要があるのです。
僕は、個人情報の管理とパスワードの管理にクラウドを利用しています。
個人情報の管理は、クラウドアプリのエバーノート。
パスワードの管理は、同じくクラウドアプリのラストパス。
この2つで完全に管理しています。
クラウドとかの言葉を聞くと難しそうだと思う人もいるかもしれません。
しかし、覚えてしまえばこれほど簡単なことはありません。
僕の両親は70歳を超えていますが、やはりクラウドでパスワードを管理しています。
叔母は80歳を超えていますが、やはりクラウドでパスワードを管理しています。
両親や叔母がパスワードを無くして、困った事など一度もありません。
しっかりと管理できています。
ここで重要なのは、彼らは自分たちがクラウドを利用している事など知らないと言う事です。
クラウドと言っても、使うときには全く気にする必要はありません。
クラウドアプリも使い方を覚えれば、年齢や性別に関係なく簡単に使えます。
そしてクラウドの最大のメリットは、スマホやパソコンが壊れても、保存した情報が復元できる事です。
せっかく、重要な情報を保存しておいても、事故の際に復元できなくては意味がありません。
だから、クラウドのアプリを利用するのです。
そして、今年の10月から政府主導で本格的なキャッシュレス化が始まります。
最初の9ヶ月の間は、キャッシュレスの買い物に対して、最大で5パーセントのキャッシュバックあります。
毎月3万円のお小遣いで生活しているサラリーマンの方でも最大1500円がキャッシュバックされます。
毎月食費に8万円を使っている世帯であれば、最大4000円のキャッシュバックがあります。
20万円の消費があれば最大10000円のキャッシュバックです。
なぜ最大かと言うと、購入する店舗によってキャッシュバックの金額が異なるからです。
ただし、このキャッシュレスの仕組みも、個人情報が管理できない人には無縁のお話になってしまいます。
おそらく8月頃からワイドショーなどでも、このキャッシュバックについての話題が沢山出てくるでしょう。
そして、10月にはキャッシュレス決済の方法が分からなくて右往左往する人が続出するはずです。
しかし、その時になって、個人情報の管理から覚えようと思っても、手遅れです。
個人情報の管理ができるようになって、キャッシュレス決済の準備ができた頃には、もうキャッシュバック期間が終わっています。
だからこそ今から、より確実で、賢い個人情報の管理方法を知っておくべきなのです。
ITなるほど講座では、毎回、時代の流れを先読みしてテーマを決めています。
クラウドによる個人情報とパスワードの管理が必要になると判断したから、4月はクラウドがテーマになっています。
キャッシュレス決済、そしてその先にある個が確立された時代。
それを見越して、今、クラウドアプリを利用して個人情報やパスワードを管理する方法を知っておく必要があります。
ぜひ、ITなるほど講座を活用して、個人情報の管理ができるようになりましょう。
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□□ 今や当たり前になったクラウドを使いこなそう □□
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★ITなるほど講座のお知らせ★
4月のITなるほど講座は「クラウドを使いこなそう」です。
今やクラウドを利用する事は当たり前となりました。
ところでクラウドって何?
クラウドって何が便利なの?
実はよく分かっていない人も多いのではないのでしょうか?
クラウドを使いこなせば、あなたの生活は驚くほど便利になります。
もう一度、クラウドをしっかりと理解しておきましょう。
テーマ:エバーノート編
日時:4月19日(金) 19:00〜21:00
場所:大阪産業創造館
価格:3,500円(ライブ配信・3,000円)
テーマ:パスワードマネージャー編
日時:4月21日(日) 14:00〜16:00
場所:大阪産業創造館
価格:3,500円(ライブ配信・3,000円)