就職活動にMMORPGの履歴が加味される米国企業が出現したらしい
MMORPGと言うジャンルのゲームがあります。
これは広大な仮想世界の中にプレイヤーが同時に接続して、自由に遊べるゲームのジャンルです。
多くのMMORPGは、魔王や悪の組織などが存在していて、一応はそう言った敵を倒す事を目的として、設定してあります。
でも実際には、その通りに遊ぼうと、全く別のことをしようと構いません。
多くのプレイヤーが同時に接続するその世界で、真面目に魔王と戦っても、友達を作って会話を楽しんでも構いません。
仮想世界の中で、家を建てたり、キャラクターに着せる服を作って売ったりもできます。
プレイヤー同士で協力したり、殺しあったりすることもできます。
プレイヤーの中には、他のプレイヤーを襲って、金品を奪い取る追い剥ぎのような事をする人もいます。
反対に、追い剥ぎや詐欺の被害に遭わないように、初心者に向けてガイドをしたり、自警団を組織する人もいます。
MMORPGは、無秩序な仮想世界で誰がどう動くか?
そこにプレイヤー個人の本質がでると言われています。
これは今までただの遊びの世界のお話でした。
その遊びの世界での履歴が、就職活動の履歴として加味されると言う事です。
え?そんなのありなの?
そう思われる方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、現在でもFacebookのアカウントを、志望者の経歴や人間性を確認する上での参考にしている企業があります。
本質的にはそれと同じではないかと思います。
Facebookで馬鹿正直に綴っている人もいれば、自分とは違うキャラクターを演じている人もいると思います。
Facebookが信用できて、ゲームは信用できないと言う事はありません。
では具体的にどんな履歴を確認するのでしょうか?
例えば・・・
「自警団を組織して、治安維持に務めました」
「初心者向けのガイドをしていました」
「服を作って売ってました」
「大きな建物を作ってマンション経営をしていました」
こう言った履歴が就職に有利だそうです。
Facebookで普段の日記や写真をアップしている人より、ゲームの中と言えども実際には活動してる人の方が、より実践的だと言う事もできます。
あなたはどう思われますか?