みんなが知らないインターネットの秘密1
いきなりですが、インターネットって誰が管理しているのでしょうか?
世界中のコンピュータがつながり合っているのがインターネットです。
その巨大なネットワークの管理は誰だのでしょう?
世界中の国家機関も、軍隊も、学校も、お店も、家庭もインターネットを利用しています。
でも誰が管理しているのは、わかりませんね。
インターネットとは、世界中のネットワークを一つに繋ぐための仕組みです。
家庭内の小規模ネットワーク、オフィスのネットワーク、国家のネットワーク、軍隊のネットワーク。
あらゆるネットワークを結びつける仕組み。
それがインターネットです。
米軍が使っていたネットワークを民間に払い下げたものがインターネットだと言う風聞があります。
しかし、これは間違いです。
米軍のネットワークもインターネットの一部です。
インターネットは米軍のネットワークよりも上位に位置する概念です。
世界中の何十億台というパソコンやスマホが接続されているのがインターネットです。
この超巨大ネットワークを根元で支えているのはたった13台のコンピュータです。
インターネットは、この13台のコンピュータに下支えされて運用されています。
つまり、この13台のコンピュータを管理している人が、インターネットの管理者です。
この13台の管理者は、1台1台異なります。
ほとんどがアメリカにありますが、ヨーロッパや日本にもあります。
大学だったり、民間企業だったり、研究施設だったり、様々なな場所で管理されています。
特定の国家や軍隊、政府機関が管理している訳ではありません。
この様々な管理者の共通の思いは「インターネットは人類の所有物」と言うことです。
国連でもインターネットへの接続は、基本的な人権として扱われていますね。
誰もが自由に接続できて、誰もが自由に利用できるのがインターネットなのです。
次回はインターネットの出現でビジネスがどう変化してきたのかをお話しします。