世界の終わりがやってくる

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ピョンチャンオリンピックも終わり、メダル熱も少しずつ冷めてきました。
反対にオリンピックが終わってから、グッと熱くなってきたものもあります。
それが世界の終わりです。
正確には「SEKAI NO OWARI」ですね。

夢を追う君へ
思い出して、つまずいた時。
いつだって物語の主人公は笑われる方だ。
人を笑う方じゃないと僕は思うんだよ。

日本人がメダルを取るたびに、この曲が流れていましたね。
オリンピックとパラリンピックのNHKのテーマ曲です。
歌っているのが「SEKAI NO OWARI」というバンドです。
終わりから始めてみようと言う意味で、こう名付けたとウィキペディアに書いてあります。

さて、この曲のYouTube再生回数がオリンピックが終わってから、急激に伸びています。
オリンピックが終わってから200万回以上のペースです。
「SEKAI NO OWARI」の代表的な楽曲は、YouTubeで配信されているので、自由に聴けます。
当然、無料です。

誰が無料で配信しているのでしょうか?
それは「SEKAI NO OWARI」の音楽を販売しているレコード会社です。
実際にYouTubeに公開されている動画の最後に、レコード会社のロゴが入っています。

YouTubeが世にではじめた頃、YouTubeを目の敵にしていたのがレコード会社です。
そんな頃は、誰かが音楽を無断でアップロードして、多くの人が無料で聴いていると言う時代でした。
レコード会社は、音楽を無料で配信するなんてあり得ないと考えていました。
しかし、今ではレコード会社が、代表曲を積極的にアップロードするまでになりました。

YouTubeと言えば、海上保安官による尖閣諸島の中国船衝突映像が配信されて、多くの人知るようになりました。
そんな頃は、まだYouTubeに懐疑的な声が大半でした。
あれから、たった8年です。
オリンピック2回分です。
今では、僕の両親もYouTubeの動画を楽しんでいます。

YouTubeの創成期と比べると、この8年でレコード会社などが無料で配信するメリット確立されました。
再生数が多ければ多いほど、アルバムの売り上げも、コンサートのチケットも、カラオケの再生数も増えます。
YouTubeの創成期とは全く違ったルールで、今の世界は動いています。

絶えず、世界は終わり、世界の終わりから、また新しい世界が始まってきました。
これからも、きっと同じでだと思います。
今現在、懐疑的に思われている技術や考え方が沢山あります。
それが、何年後かにやってくる新しい世界では、重要な技術や考え方になっているような気がします。

*SEKAI NO OWARIの楽曲サザンカより 歌詞の一部を引用いたしました。

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