2018年、ここに注目して下さい

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1月、2月とITなるほど講座で、仮想通貨のお話をしたのですが、思った以上にこんな声を頂きました。
それは「実際に仮想通貨を使えるお店に連れて行って下さい」と言うものです。
そんな事はおやすい御用だと思ったのですが、調べてみてびっくりしました。

僕が普段住んでいる大阪には、仮想通貨で支払える店が少ない。
何人かでワイワイできそうな居酒屋に関しては、市内に一軒もない。
東京には沢山あるし、僕の実家がある愛知県の名古屋市にも沢山ある。
しかし、大阪にはない。

勘違いしないで頂きたいのが、大阪で仮想通貨が使えるお店がない訳ではありません。
ただ、仮想通貨が使える居酒屋がない。
と言うか、仮想通貨が使える飲食店が圧倒的に少ない。
食い倒れの街という割には、その辺には疎いようです。

ここで少し考えて欲しいのですが、通貨の価値って何なのでしょう?

あなたは会社で昼食の時間になって、財布を忘れた事に気づいたとします。
昼休憩は残り40分。

そんな時、友人が来てこう言いました。
「臨時収入があったから日本円なら1,000円、米ドルなら20ドルぐらいならあげるよ」
今から急いで弁当屋さんまで行けば、昼の休憩中に食べ終わることができます。
日本円と米ドルのどちらを受け取りますか?

普通であれば日本円を受け取るでしょう。
なぜなら、日本にいる以上、日本円の方が使いやすく、便利だからです。
お金の本当の価値は、為替で決まる訳ではありません。
使えてナンボが、お金の本当の価値です。
使えない20ドルをもらうより、金額としては価値が低いかもしれませんが、1,000円をもらう方が賢いです。

さて、話を仮想通貨に戻しましょう。

仮想通貨も通貨と言う以上、使えてナンボです。
つまり、大阪では、ワイワイと居酒屋で楽しみたい人にとって、仮想通貨の価値は非常に低いことが分かります。
使える居酒屋がないのですから当然ですよね。

ITの発達により、これまで様々な価値観が覆されて来ました。

最近は、新聞は読まれなくなり、多くの人がネットニュースを読みます。
これだって、20年前には、新聞は信用できるが、ネットニュースは信用できないと言う人が大半でした。
多くの人が、ネットニュースの方が便利だと思い始めたから、新聞より、ネットニュースに価値が発生しました。

また、多くのちびっ子はテレビより、YouTubeの方を長時間見るようになりました。
これも尖閣諸島の映像がYouTubeで流出した頃は、YouTubeはヤバイ動画が流出する場所だと思われていました。
しかし、今やYouTuberは憧れの職業の一つになりました。

ITの歴史を辿ると、それはいつもネガティブでグレーなイメージから始まります。
実際に、日本で初めてインターネットに接続した大学は、違法行為と知りながら、インターネットに接続しました。
なぜなら、当時はまだ電話回線に、電話機以外を接続するのは、違法行為だったからです。
日本の最高学府である大学が、犯罪を冒してまで、始めたのがインターネットです。

そして、今ではお金の価値を考え直す段階まで来ました。
2018年以降、仮想通貨が使えるお店が、一気に増えるタイミングが発生するはずです。
新聞とネットニュース、テレビとYouTubeのような入れ替わりが、国家の通貨と仮想通貨の間でも起こります。
その時、これまでと全く違った価値観で動く世界に変わります。

そのタイミングは2018年内にあるかもしれません。
ぜひ、注意深く目を凝らして、仮想通貨の使えるお店を、こまめに探してみて下さい。
きっと、世界が変わる瞬間が見えて来ます。

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