人工知能のお話

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先日、人工知能の研究をされている、はこだて未来大学の松原仁先生と会食する機会がありました。
松原先生は、テレビなどにも多数出演されているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

その会食の際に、いくつか質問をさせて頂いたので、今日は、その時のお話をお伝えしようと思います。
ただし、すべてをお伝えすることはできません。
その理由は、先生の発言として、メルマガで発信するには衝撃が大きすぎる部分があるからです。

その点に関しては、私の言葉で、私の講演会と言う形式で、近い将来お伝えできればと考えています。
今回は松原先生にお伺いした内容でお見せできない部分を伏字にさせてもらっています。
申し訳ございません。

それでは早速ご覧ください。

まず、こう伺いました。

人工知能が人類と敵対すると言う考え方がありますが、私は********の勝手な解釈だと思っています。
人工知能の将来は、もっと明るい方向もたくさん示せると思っています。
先生は人工知能は将来的に人類と敵対すると考えていますか?

先生はこうおっしゃいました。

********の世界観と自分の世界観は異なります。
人工知能が将来、人類に敵対すると言うイメージは持っていません。

次に、こう伺いました。

自動運転は日本の自動車メーカーもかなり良い線まで行っていると思うのですが、先生はどうお考えですか?

先生はこうおっしゃいました。

******が世界で、強くアピールして独走態勢のような演出をしていますが、日本もかなりすごいと思います。
富士重工のアイサイトなどは、とてもすごい技術だと思います。

次に、特異点の事を伺いました。

先生は2050年にロボットのサッカーチームで、ワールカップ優勝チームに挑んで勝ちたいと仰っています。
実際に行けそうですか?
また、特異点についてはどうなのでしょうか?

これに関して意外な答えが返ってきました。

今から30年も先の話になりますから、はっきり言って全く想像がつきません。
世界の研究者の目標として今世紀の半ばまでには、人間に匹敵するロボットが作れたらいいなぁと言うのがありました。
それが知らぬ間に一人歩きして、2045年にはロボットが人間を超えると言う話になりました。
実際のところ2045年だとか、2050年だとかと言うのは特に根拠のない、目標でしかありません。
ところが、******************の発言を集めて、既成事実のように言われ始めました。
そこに先ほどの、********の解釈が重なりました。
*******として一人歩きしてしているのが現状です。

現状を具体的な話で表すと、私が研究しているロボットのサッカーチームが初得点を記録しました。
相手は研究員とその関係者で構成された素人のサッカーチームです。
何年も研究を続けてやっと1点を取ることができた。
それが現在のロボットのサッカーチームの現状です。

そこで、疑問が湧いたのでこんな質問をしてみました。

多くのメディアで特異点が2045年としている根拠として、人工知能ができの良い小説や論文書いたと言うのがあります。
小説や論文の例は根拠にならないのでしょうか?

そこで、さらに驚くべき答えが飛び出しました。
ここは、ほとんど伏字でしかお伝えできない内容で申し訳ございません。

小説にしろ、論文にしろ、*******です。
小説を例に言うと、****、**、*****は****が作っています。
では、****は何をしたのか?と言えば、***************です。
それも************************************です。

**********、***を人工知能が*******です。
それを、人工知能が**********************です。

最後に、ゴーストについて伺いました。

先生は、2016年2月の講演で、人工知能がゴーストを持つと考えているとお話しされましたね。
SFファン色の多い方に向けた講演会だったのでリップサービスを含めた発言だったのでしょうか?

先生はこう仰れれました。

あれはリップサービスなしの100%本気の発言です。
将棋や囲碁の人工知能には、過去の棋譜を全てインプットします。
棋譜とは対局の全ての駒の動きを記録した野球のスコアブックのようなものです。
その状態で、将棋の対戦をすると、過去の棋譜を参考にしながら、対局するようになります。
この対戦記録も、棋譜として人工知能に蓄積されていきます。
これを繰り返すと、ある時、どの棋譜にもないオリジナルの一手を指すようになります。
過去の真似事ではなく、人工知能の意思とオリジナリティを感じる瞬間です。
この瞬間に人工知能の中にゴーストの存在を感じます。

ゴーストと言うのは、人工知能の中に宿る可能性がある、有機的な感覚のことです。
以前にもメルマガに書きましたので、ゴーストについてはこちらをご覧ください。

goo.gl/VDEieG

先生のお話を伺うに連れて、さらに人工知能の未来が本当に楽しみになってきました。
本当にワクワクする時間でした。
出来るだけ早い時期に、講演会と言う形式で多くの皆さんに、全貌をお届けできればと思っています。
それまでしばらくお時間をください。

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