ウイルス対策ソフトは無料の方が高性能?

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先日、知り合いから事務所内のネットワークの変更をして欲しいと連絡がありました。
数日後、知り合いの事務所で少しばかり設定を変更しました。
そして、ふとウイルス対策ソフトが変更されていることに気づきました。
私は以前に無料のAvastFreeというソフトをインストールしておきました。
しかし、有料のウイルスバスターに変更されていたのです。

「以前に無料のウイルス対策ソフトをインストールしておいたんだけど変更した?」
そう聞くと知り合いはこう答えました。
「アルバイトの子が無料より有料の方が良いよと言うから、有料のものにした」

私は「ああ、そう」とそれ以上は、その話題に触れませんでした。
知り合いにも、アルバイトの子にも気の毒で本当のことが言えなかったのです。

2016年1月末に2015年のウイルス対策ソフトの性能ランキングが発表されました。
上位5位の中に無料のウイルス対策ソフトが2本もランクインしました。
ちなみにウイルスバスターは9位でした。

無料のウイルス対策ソフトの方が、有料のウイルス対策ソフトより評価が高いのです。
これはどういうことなのでしょう?

有料 >>> 高性能
無料 >>> 低性能

普通ならこう考えるはずですね。
しかし、ITの世界はそうではないのです。
今、お金さえ支払えば、良いものが手に入るという考え方自体が覆ろうとしています。

ITとお金の関係がどう変化しているのか?
メルマガの文章だけで、説明するのは困難なので割愛させていただきます。
ただ、お金を払ったからと言って、無料より高性能なものが得られるとは限らない。
それがITとお金の関係なのです。
だから、必ずしも無料版より有料版の方が優れていると思い込みで判断しないようにしましょう。

現在、有料版のウイルス対策ソフトを使っている方は、わざわざ解約される必要はありません。
ウイルス対策ソフトは1年や2年で、契約を更新することになります。
契約を更新する際に、無料のウイルス対策ソフトを検討してみたら良いと思います。

ITとお金の関係は、これまでのお金に関する考え方をそのまま持ち込んではいけません。
近い将来、ITとお金のパラダイムシフトが起こるでしょう。

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