写真が届いた

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毎年2月11日に何人かの仲間で熊野に出かけます。
建国記念日のお祝いです。
昨日、その時の写真が届きました。
数年前からこの仲間に70半ば過ぎのKさんが増えました。
今では80歳を過ぎでいます。

写真はそのKさんから届きました。

Kさんは毎年、一眼レフのカメラを首から下げて参加されます。
メンバーのカメラ係のような存在です。
Kさんが参加されるようになってからは写真はすべて任せきりです。
Kさんは当初、メンバー一人ひとりの写真を仕分けして、それぞれにCDに焼いて配布してくれていました。
しかし、ここ数年は写真を一気にクラウドにアップして、メンバー全員に共有しています。

CDに焼いて配布したり、クラウドにアップして共有したりを80歳を過ぎている人が自発的にやってくれています。
本当に感謝しています。
Kさんは、写真が大好きなようです。
大好きなことをして、誰かに感謝されるのは最高の人生です。

私は20年ほど前、初めてITに触れました。
当時、工業大学に通っていましたが、講義をサボりすぎて2年間一度もパソコンに触れたこともありませんでした。
3年目にして初めてパソコンとインターネットに触れました。
1996年のことです。

初めて触れた時の衝撃は大変なものでした。
その時に直感的に感じたことがあります。
「これが普及して、もっと進化したら年齢、性別、距離に関係なく
 誰もがインターネットでコミュニケーションをしたりビジネスをしたりする
 そんな時代がやってくる。
 誰もが自分の長所を生かして、大好きなことをしながら生きていけるようになる」

そんな衝撃を受けて、ITの世界に一気に傾倒していきました。
そして「ITの何でも屋」を起業して、今に至っています。

クラウドから熊野旅行の写真をダウンロードしながら、その20年前の衝撃をふと思い出しました。
今、現実にそうなっています。
私の倍ほどの年齢の方が、写真をクラウドで共有して、それをダウンロードしている。
その写真を、実家の両親との共有フォルダに入れました。
数分後に両親から、喜びのメッセージがきました。
それと同時に、いつものメンバーとは写真を見ながらメッセンジャーで談笑しています。

年齢も、性別も、住んでいる場所も様々です。
自宅から、出先から。
パソコンから、スマホから、タブレットから。

20年前にイメージした世界に、今、自分がいる。
そんな不思議な感覚にとらわれました。
さらに20年後、世界はどうなっているのでしょう?

世間では人工知能が反乱を起こすなどと言う未来予想もありますが、私はそれほど暗いイメージは持っていません。
むしろ、もっともっと便利で、楽しい世界がくるような気がします。
私は20年後の世界を楽しみにしています。

20年後、もっともっと便利で、楽しい世界でありますように・・・

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