どこに聞きに行けば良いの?
昨日、近所のスポーツジムに出かけた時、驚くべき光景を目にしました。
スポーツジムのフロントで、スマホの使い方を聞いている人がいたのです。
話し声が聞こえてきたのですが内容はこんな感じです。
スポーツジムが推奨しているアプリを入れたしばらく使っていたら、電話のつながりが悪くなった。
どうしたら良いのか?
さすがの驚きました。
参考書を買って勉強したのに良い成績が出せませんでした。
そう本屋に聞きに行っているのと同じです。
ガソリンを入れてしばらく走ったらエンジンの調子が悪くなった。
そうガソリンスタンドにクレームをつけているのと同じです。
なぜこんなことになってしまうのでしょう?
それはスマホの仕組みをちゃんと理解していないからです。
そんなの専門家でもないのに理解できるわけない。
そう思われるかもしれません。
でも、少しだけ概念が解れば簡単に理解できるのです。
デパートをイメージしてください。
デパートには、化粧品ブランド、洋服ブランドなどが入っていますね?
あなたが、化粧品ブランドで購入した商品に欠陥がありました。
化粧品ブランドのお店と洋服ブランドのお店のどちらにクレームを言いますか?
答えは簡単ですね?
化粧品ブランドにクレームを言うはずです。
ではそのデパートのトイレの清掃が行き届いていませんでした。
どこにクレームを言いますか?
答えは、デパート本体ですね。
化粧品ブランドや洋服ブランドは、初めからデパートに備え付けられたものではありません。
状況に合わせて、デパートに参入したり、撤退したりしているのです。
これはスマホで言えばアプリ見たいなものです。
あなたの状況と好みに合わせて、追加したり、削除したりします。
しかし、トイレはデパートに備え付けられたものであって、管理責任はデパートにあります。
スマホも同じです。
購入時に備え付けられた機能の調子が悪くなったら、スマホを購入したお店にいかなければなりません。
この切り分けが正しくできていないと、大変なことになります。
多くの方が、解らない時に、どこの誰に聞いたら良いか解らないと言います。
それは正しい切り分けができていないからなのです。
日本はIT後進国です。
後進国ゆえに、こう言った本当の基礎をすっ飛ばしてITが普及してしまいました。
本当の基礎をどこかで取り戻さなくてはなりません。
多くの方々が、基礎的な学習を好みません。
しかし、もうそんな事を言っていられなくなってきました。
基礎を学ぶ事を心がける事が必要です。
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11月28日(土)
10:00〜17:00
6,000円
日本はITの後進国です。
理由はいくつかありますが、その一つに基礎を学ぶ場所がないことです。
しかし、これからの時代は基礎がない人は振り落とされてしまいます。
ITの知識に不安のある方は、ぜひ基礎からしっかりと学んでみましょう。