大革命が始まります

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地球上の生物で人間だけが歴史と言う認識を持っています。
それは人間だけが記録を残すことができるからです。
文字が発明される前は、絵として記録が残っています。
文字も絵も、人間が、器用な手を持っているから書くことが出来るのです。
決して他の動物には真似できません。
手で書くという方法は、人類最古の記録方法でもあります。
その歴史は数万年という単位で遡ることができます。

現代は、ITの時代に入り、キーボードやマウスなどで記録する方法が普及してきました。
しかし、2015年にITの世界にも「手で書く」という革命が起こりました。

これまでもペン型の入力装置やタッチペンを使った装置はありました。
でも、いずれの装置も「気持ち良く手で書く」という状態には程遠い装置でした。
それが、とうとう「気持ち良く手で書く」と言う感覚に迫り始めたのです。

これは本当の意味で恐ろしい革命です。
「手で書く」行為がITを利用したネットワークで繋がるからです。

例えば、学校の教室でも革命が起こります。
先生が自分のタブレットに手で書く。
それが教室の前に設置されたプロジェクタに映し出される。
さらに生徒たちのタブレットにも同じ内容が映し出される。

これがごく自然にできるようになるのです。
特殊な装置を使うのではなく、ごく自然にできるのです。
高額な投資も必要ありません。
また、遠隔地で授業を受けている生徒のタブレットにも先生の文字をリアルタイム送ることが可能です。

また、こんな使い方もできるはずです。
現場の記者が、メモした内容がリアルタイムに編集部に送られる。
それを編集者がすぐに編集し報道することも可能です。

従来の装置を使った「手で書く」と、この「気持ち良く手で書く」の差は天と地ほどの違いがあります。

私は昨年末に「気持ち良く手で書く」ことができる最新のiPadを購入しました。
それを知り合いに使ってもらいました。
その知り合いは、様々なクラフト作品を制作しています。
早速、その最新のiPadを使って、アイデアスケッチを描き始めました。

その人は、これまでもパソコンのペン入力を利用してアイデアスケッチの作成に挑戦してきました。
しかし「気持ち良く手で書く」ことができないため断念していました。
それが新型のiPadを使うことで、瞬く間にアイデアスケッチを仕上げてしまいました。

病院のカルテ。
契約書の作成。
ミーティングの議事録。
ビジネスのアイデアメモ。

この「気持ち良く手で書く」行為は、IT時代のネットワークと結びついて、とてつもない大革命につながるでしょう。
今月のITなるほど講座では、このとてつもない大革命についてお話ししようと思っています。
この大革命によってITの使い方は大きく変化するでしょう。

1月のITなるほど講座

「全く新しいITの使い方」
1月24日(日)
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