嘘や詐欺は役に立つ

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私のクライアントさんの中にお医者さんがいます。
先日、こんなことを質問しました。

「タバコと肺がんは関係ないのですか?」
すると、そのお医者さんはこう言いました。
「私は関係あると思います」
「私もやめないとあかんのだけど、1年ほどやめてもストレスでまた吸ってしまうんです」
そう言っていました。

なぜ、そんなことを聞いたのか?
それはタバコと肺がんの関係は最近の私の疑問だからです。

私はタバコをやめて1年以上経ちます。
辛い時期もありましたが、今は、思った以上に簡単に辞められたと思っています。
私が簡単に辞められたのを見て、何人かの友人が禁煙に挑戦したのですがことごとく失敗しました。

彼らが失敗した原因が、インターネットの情報でした。
インターネットには「タバゴと肺がんの関係はない」と言う情報があふれています。
彼らはそれらの情報を読んで、禁煙を断念したのです。

インターネットとは不思議なものです。
不思議と望んだ情報と出くわすことが多いのです。
禁煙で苦しんでいる人は「禁煙しなくていいよ」という情報と出くわします。
ダイエットで苦しんでいる人は「ダイエットしなくていいよ」という情報に出くわします。

私もそうです。
やりたくないことがあるとき「やらなくていいよ」という情報が必ず出てきます。
そう行ったとき、私は「嘘」や「詐欺」を利用します。

「嘘」や「詐欺」をどうやって利用するの?
そう思いますよね。

例えば、禁煙で辛くて「タバコと肺がんは関係ない」という情報を見つけたとします。
「やっぱり禁煙しなくていいのかな?」
そう思ったときに、インターネットでこう検索します。
「タバコ 肺がん 嘘」
とか
「タバコ 肺がん 詐欺」
で検索するのです。

すると色々な意見が出てきます。
「タバコと肺がんは関係あるというのは嘘です」
反対に
「タバコと肺がんは関係ないというのは嘘です」
他にも
「タバコの嘘の情報を流すのはタバコ業者の詐欺行為です」
こんな情報がたくさん出てきます。

私も友人が禁煙を断念してばかりなので「嘘」や「詐欺」を絡めてタバコと肺がんの関係について調べてしました。
そしたら、あまりにもたくさんの賛成意見と反対意見が出てきたので、お医者さんにも聞いてみた訳です。

禁煙に限ったことではなく、インターネットは自分の望む情報に出くわします。
そのときに「嘘」や「詐欺」というキーワードを絡めて、調べ直すことで様々な情報が出てきます。
それを元に判断したり、詳しい人に聞いたら良いのです。
一元的な情報だけで判断してしまうと、インターネットに振り回されてしまいます。

ちなみに私は、肺がんではなく「COPD」という病気が怖くて禁煙しました。
その時もやはり「タバコ COPD 嘘」や「タバコ COPD 詐欺」と調べて確認しました。
いろいろと調べた結果「禁煙しよう」と決めました。

私は嘘や詐欺のお陰で禁煙できたと言えるかもしれません。

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