2016年は終わりの始まりの年

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今年もすでに4ヶ月が過ぎようとしています。
もう3分の1が過ぎてしまうわけです。
年始に「どうなる2016年」が開催されました。
2016年は「終わりの始まりの年」と言う表現で語られたのを記憶されたいらっしゃる人もいると思います。
そしてITのお話で「情報弱者」が完全に取り残されると言う事もお伝えしました。

この4ヶ月で、やはり「情報弱者」にとって辛い時代になってきたなと思っています。

先日、友人に誘われて、あるオンラインセミナーを受講しました。
ロストテクノロジー研究所でもオンラインセミナーを開講していますが、これは録画形式のオンラインセミナーです。
すでに録画されている動画を、ネットに接続して受講する仕組みです。
いつでも自分のペースで学べるのがメリットですが、最新のリアルタイムの内容ではありません。
固定的な内容のセミナーに向いています。

他にも生放送で開講するオンラインセミナーと言うのもあります。

私はオンラインセミナーを制作する際に録画されている仕組みを選択しました。
なぜ、この仕組みにしたのかと言うと、私の経験上、生放送の場合、受講者の方が混乱することが多かったからです。
生放送の場合は、必ず開講時間までに受講者がパソコンのセットアップをして、準備をしないといけない訳です。
しかし、開講時間が過ぎても受講者がもたついて、まともに始められないケースが多々ある訳です。

パソコンの調子が悪い
回線の調子が悪い
使い方がわからない

こんなトラブルの声の電話が鳴り続けて、その対処に追われる訳です。
だから、録画形式にしたのです。
私がこの判断をしたのが5年ほど前の話です。

ところが先日のオンラインセミナーで「最近の受講者はすごい」と驚きました。
先日受講したセミナーは、生放送形式のセミナーでした。
友人に誘われたと言いつつ、友人も私も自宅から各自別々に受講しました。

そのセミナーでは、受講されていた30人の方が、全員、何のトラブルもなく受講されていたのです。
オンラインのセミナールームにスムーズに入室して、ごく自然に受講されていました。
年齢や性別、場所に関係なく、PC、スマホ、タブレットから自由に参加されていました。

私は、セミナーの内容より、そちらに衝撃を受けました。
受講者の方が、最低限の知識を持って、自分で責任を持って受講の場にいる訳です。

これからは、スマホからでも気軽にセミナーを受講できる時代になってくるでしょう。
私も、早速、オンラインセミナーの検討を始めています。
通常のワンデーセミナーと同等の内容は難しいかもしれません。
オンラインの特性を生かしたセミナーを提供できればと思っています。

そうなってくると「情報弱者」はますます辛いことになります。
とにかく、IT機器に慣れておくことです。
反対に少し慣れておけば、受講側ばかりではなく、簡単に開講側に回ることもできるのです。
ITの世界の可能性はますます広がっていきます。
IT機器に慣れていただいて、ぜひ、この可能性を実感していただきたいと思います。

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