最近はスマホさえあれば十分だと言う人が増えてきました。
僕が初めてiPhoneを購入したのは、10年以上前の事です。
確かに、その頃と比べれば、スマホは格段に進化しています。
クライアント端末としては、十分だと言えるレベルまで進化しています。

クライアント端末とは、サービスを受ける側の端末という意味です。

スマホさえあれば、動画を見て楽しむ事が出来ます。
買い物をしたり、セミナーに申し込んだりする事も可能です。
誰もが、スマホを利用して様々なサービスを受けています。

でも、本当にスマホだけで十分なのでしょうか？

答えは人それぞれだと思います。
ただし、これは答えが曖昧という訳ではありません。
人によって、明確な正解があるのです。

例えば、毎月家計簿をつけて、資産管理をしたいと思っている専業主婦にとってパソコンは必須だと思います。
しかし、会社ではバリバリ仕事をしているけど、家では動画を見るだけのビジネスマンの自宅にパソコンは不要です。
その人の生活や目的に合わせて、明確に必要と不要が分かれます。

パソコンに限らず、全てのIT機器は目的に合わせて検討すれば、必要か不要かを明確にする事ができます。
ここで重要なのが2つです。

・そのIT機器で何ができるのか？
・そのIT機器で自分は何をするのか？

この2つを明確にしなければ、自分にとって必要か不要かを判断する事ができません。

最近は、家電などもIT機器と連動します。
IT機器と家電が連動することで、様々なことが可能になります。

・自分の留守中にペットの世話をしたい。
・寝ている間に部屋を掃除してほしい。
・帰宅の時間に合わせて、部屋の温度を快適にしてほしい。

僕は、スマホと連動するHDDレコーダーを使っています。
自宅のHDDレコーダーで撮り溜めたテレビ番組は、全てスマホから視聴できます。
ちょっとした空き時間や移動時間に見ています。
テレビの番組表も、録画予約もスマホからできます。

これはどんなHDDレコーダーでも可能という訳ではありません。
僕は、自宅であまりテレビを見る訳ではないですが、たまに気になる番組があると録画だけはします。
ただ、録画しても見る習慣がなく、録画番組が溜まる一方でした。
そこで、録画番組が、外出先でスマホから視聴できるHDDレコーダーを購入したのです。

このように自分の生活スタイルに合わせて、どんな商品を購入すれば良いのかを考える必要があります。
なぜなら、スマホ、パソコン、エアコン、テレビ、照明器具など全てIT環境に合わせて選ぶ時代になったからです。

自宅のIT環境についてこれまで無頓着だった人多いと思いますが、これからは違います。
IT環境を意識している人とそうでない人の差は、これからどんどん広がります。
意識している人の生活はどんどん便利になっていきます。
時間だけでなく、お金の面でも、余裕が持てるようになってくるでしょう。

しかし、意識していない人は、その変化に気づきません。
この気づかないと言うのが非常に恐ろしい事なのです。
これまでよりも不便になるのであれば、誰もが気づくのですが、そうではありません。
気づかなければ、周りの人だけがどんどん便利になっていくのです。

数年後に、その変化が表面化し時には、その差はとてつもなく広がってしまいます。
誰もが洗濯機で洗濯を済ませているのに、自分だけ洗濯板を持って川へ洗濯に行くような状態です。
電気式の洗濯機が登場して、各家庭に普及するまでに50年掛かりました。

しかし、ドッグイヤーとか、マウスイヤーと言われる現代は違います。
たった5年で、あなたを残して、全く変わってしまいます。
iPhoneが登場して、たった5年でスマホの普及率は50%に達しました。
20世紀とは、普及の速さが全く違います。

スマホは友人が使っているのを見れば、誰もがその違いに気づくでしょう。
しかし、IT環境の変化は外からでは全く見えません。
一軒一軒のぞいて確認する訳にも行きません。
それだけに、気づいた人にしかその便利さが分かりません。

あなたも、IT環境を整える事がどれほど便利になるかと言うことに、ぜひ意識を向けてみてください。

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