iPhoneの機種交換に行ってきました

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発売直後に予約したiPhone6sですが、やっと時間ができて機種交換に行ってきました。
自宅の近所のソフトバンクショップは店舗が広いのに、いつも店員が二人体制です。
朝10時20分に店に行ったら既に行列で、40分ほど待ちました。

私の前に5人のお客さんがいました。
そのお客さんの中、3人が非常に迷惑なお客さんでした。
3人とも自宅にWi-Fiがないことで様々な問題が起こりクレームをつけに来ていました。

一人は「毎月月末が来ると動きが遅くなって、身に覚えのない請求メールが来る」と行っていました。

スマホでは毎月通信容量が決まっているのをご存知でしょうか?
スマホは携帯回線での通信容量が決まっていて、それを超えると制限がかかって通信速度が遅くなります。
快適な通信速度に戻すには、次の月まで我慢するか、追加料金を支払って制限を解除する必要があります。
そこで、携帯回線を使いすぎないように、自宅では固定回線のWi-Fiを使って、制限がかからないようにするのが一般的です。

ここで勘違いする人がいるかもしれません。
Wi-Fiと言ってもポケットWi-Fiは、携帯回線を利用したWi-Fiなので、使いすぎると、やはり制限がかかります。
制限がかからないようにするためには、固定回線のWi-Fiを利用しなければなりません。
Wi-Fiとは無線でデータ通信する仕組みのことです。
パソコンやスマホなどのIT機器はWi-Fiを利用して無線通信をしています。

自宅にインターネットが引いてある人は、Wi-Fiルータを言う機械をはめれば、固定回線のWi-Fiが使えるようになります。
固定回線を使わずに、YouTubeや音楽配信を利用すると、瞬く間に制限がかかります。
制限がかかると、通信速度が800分の1になってしまいます。
この制限をすぐに解除するためには、料金を支払って制限を解除する必要があります。
制限がかかると同時に、解除のための支払い案内のメールが届きます。

先ほどの「毎月月末が来ると動きが遅くなって、身に覚えのない請求メールが来る」と言うのはこう言った理由です。

他の2人も「いきなりLINEが出来なくなる」「バックアップができない」と言ったクレームでした。

普通にLINEを使うだけなら、制限がかかることはありません。
しかし、その人はLINEで頻繁に動画を送信したり、受信したりしていたそうです。
動画の送受信は、驚くほど通信容量が必要です。
それで制限がかかって、いきなりLINEが使えなくなっていたそうです。

バックアップも同様です。
スマホは、パソコンなどを持っていない人のために、インターネット上にバックアップができます。
しかし、インターネット上にバックアップデータを送るのに固定回線のWi-Fiが必要です。
固定回線のWi-Fiを使わずに、携帯回線を利用していたら月初めに制限がかかってしまうでしょう。

しかし、この3人の人は、店員が何度も容量と制限の説明をしたにも関わらず意味がわからなかったようです。
店員は固定回線のWi-Fiを契約することをお勧めしていましたが、それを固辞していました。
自宅に回線を引いても、自分で設定できないから困るというのが理由でした。
結局、月の使用料金が4,000円ほど高くなるプランに変更したようです。
その際に店員はこう言っていました。
「容量の上限が増えるだけで、無制限になる訳ではありませんのでお気をつけください」
おそらく、この説明の意味もわかっていないでしょう。

きっと数ヶ月後にはクレームを言ってくるでしょう。

今日のお話の内容がよくわからない人は要注意です。
同じように4,000円も高いプランにしなければならなくなるかも知れません。
今年から来年にかけて、基本的なことを知っておかなければ、大変なことになってしまいます。
これは本当のことです。
ぜひ、問題意識を持って学ぶ機会を持ちましょう。

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