これは他人事ではありません

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PCデポと言うパソコンやスマホのサポートをメインにしているお店があります。
このお店が82歳の高齢者と3年間のサポート契約を結んだと言う事件がありました。
毎月の支払額が約15,000円だったそうです。
あまりにも高額ですよね。

この契約に息子さんが気づいて、解約に行くと違約金20万円が請求されたそうです。
息子さんはそれをTwitterに書いて、事件が発覚しました。
ネット上で炎上して、テレビでも取り上げられたので、ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんね。

この高齢者は認知症で、正常な判断ができず不要な契約をしてしまった。
そう思われる人が多いと思います。
しかし、そうとは限りません。

この手の契約で騙されている人は、認知症でなくても数多くいらっしゃいます。
例えばスマホの契約などがそうです。

毎年、秋になるとiPhoneの新型が発売されます。
予約が殺到し、沈静化するのは年末です。
運良く在庫を確保できたショップは、この貼り紙をしてアピールします。

「iPhone在庫あります」
ところが、中にはとんでもない騙しのショップも存在します。
そういったショップは、一つ前の余り在庫を堂々と販売しています。

ITに詳しくない人は「人気のiPhoneが欲しい」と、それだけを考えています。
詳しくないので、新しいモデルと前のモデルの見分けがつきません。
お店の人も「今なら安く契約できます」と勧めてくれました。
そこで嬉しくなって契約してしまいます。

一つ前と言うことは、1年前に発売された機種ということになります。

多くの方は携帯電話を2年間のサイクルで利用します。
すると、2年後には3年落ちになる訳です。
IT機器は1年半で2倍の性能になります。
3年で4倍の性能になります。

これは論文発表もされた、ムーアの法則と言う法則です。

最近、ある方からこんな相談を受けました。
「友人と同時期にiPhoneを買ったのに、同じことをしても私のiPhoneだけ動きが遅いのです」
よく見るとその方のiPhoneは旧モデルでした。
「これは旧モデルです
見た目はご友人のとほぼ同じですが、性能は2倍近い開きがあります」
とても言い難いことでしたがそうお伝えしたら非常にショックを受けていらっしゃいました。

スマホは、2年にわたって端末代を支払うので表面化しませんが端末代は10万円ほどします。
旧モデルを買わされて10万円を支払わされているのです。

私はiPhoneの初期設定講座も開講しています。
その中でも、最新のモデルは何か?次に買い換えるべきモデルはどれか?
それを徹底的に解説しています。

私の親しい知り合いの中にも、騙されて旧モデルを契約している人が3人います。
スマホ購入時の、騙しは他人事ではありません。
そう言った騙しに、翻弄されないようにお気をつけ下さい。

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