「卑猥」「下品」電通の狙いは放火?

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先日、サントリーのネットCMがツイッターで「卑猥」「下品」と炎上して、配信が停止されました。
このCMを製作したのは、テレビ広告代理店最大手の電通でした。

その電通の社員の何人かが、BuzzFeed Japanと言うネットのニュースサイトの取材に応じました。
その取材でCMの制作の際に、最初から炎上が目的だった事を明かしました。
まるで放火魔ですね。

これまでテレビCMの多くを、電通と博報堂が占めて来ました。
しかし、今のようなネット時代になったら、そう言う訳には行きません。
ネットの動画は、テレビのように閉鎖された枠はありません。

昨年のピコ太郎のように、勢いに乗れば世界同時多発的に広がります。
今では、電通や博報堂の制作したネットCMより影響力のある動画が沢山あります。
電通も博報堂も、ネット動画では後発組で、思うように存在感をアピールできないのでしょう。

さらに、最近では誰もが手軽にライブ配信までできるようになって来ました。
フリマアプリのメルカリにも、商品説明ライブが出来る機能が搭載されたそうです。
つまりテレビショッピングのような事が出来てしまうのです。

一昔前なら、広告代理店の手を借りて、莫大なCM料金を支払ってテレビショッピングを放送していました。
それが、今ではアプリ1つで片付きます。

僕が毎月、開催している「ITなるほど講座」も、今やライブ配信をしています。
会場にノートパソコンを持ち込みさえすれば、ライブ配信が出来てしまいます。
電通も、博報堂も、テレビ局も必要ありません。

動画を配信すると言う商売の中で、電通や博報堂の存在感は小さくなる一方です。
電通は海外の広告代理店の買収で、見た目の業績は悪くありません。
しかし、日本での業績は、かつての電通の面影はなく、驚くほどの縮小傾向にあります。
だから、炎上で話題を作る放火魔のような手段を選択するしかなかったのでしょう。

反対に、中小零細企業から個人に至るまでが、動画配信をするインフラを持ち得る時代になっています。
録画配信だけでなく、ライブも配信できるのです。
僕も日々何気なくライブ配信をしていますが、改めて考えると、すごい時代になったものだと思います。

特に今月の「ITなるほど講座」は、多くの方から反響を頂いております。
この機会に、初めてライブ配信に、お申し込みされる方もいらっしゃいます。
今回のように、滅多にお話しできない内容では、ライブ配信が非常に喜んで頂けることもよくわかりました。
遠方の方から「動画配信があって良かった」と言う声も頂戴しています。
その言葉を頂戴すると、モチベーションが一気に上がります。

広告代理店も、テレビ局もなく、独自に配信が出来る時代に感謝して、これからも喜んで頂ける配信を目指します。

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