最高の一手を繰り出すために

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今年の流行語大賞には、将棋界から2つの言葉がノミネートされました。
「ひふみん」と「藤井フィーバー」です。
近年稀に見る将棋ブームでした。
棋士は何十手も先まで読むと言われています。

如何に人工知能が進化しても、未だ先を読む事は出来ません。
人工知能は、過去の数百年の、人間同士の棋譜のデータの積み上げから、最良の一手を探しだすだけです。
人工知能が強いのは、全ての指し手で、最良の一手を間違える事なく指し続けるからです。
その最良の一手は、人工知能が考えた訳ではなく、過去に人間の誰かが指した一手という訳です。
決して相手の先の手を読んでいる訳ではありません。

先を読むと言う行為は、今の所、人間にしか出来ません。

先日、僕はインフォトップで情報商材の販売を開始しました。
お陰様で、販売開始24時間を待たずして、24時間の売り上げランキングで第1位を獲得しました。
ありがとうございます。

この24時間のランキングで第1位になるのは、ある程度、予測ができていました。
なぜなら、僕は10年前にもランキング第1位になった事があるからです。
どの程度、売れれば第1位になれるかを知っていました。

第1位になった直後に「第1位達成!」の画像を、販売ページにすぐに貼り付けました。
第1位になれる事は知っていたので、販売開始した時点で、すでにこの画像は作ってありました。

そもそも、今年、インフォトップで販売を開始する事は、昨年の時点で決めていました。
マニュアル製作に、3ヶ月もかかったのは誤算でしたが…

これから年末にかけてどうするか?
さらに来年はどうするか?
僕の中では、すでに決まっています。
決まっているというか、先の先を読んで決めてあります。

それもこれも全て「最高の一手」を繰り出すための布石です。
そして「最高の一手」の効果を最大限に、できるだけ長期に渡って継続させるための布石でもあります。
僕は、20年ほどネットビジネスのコンサルティングをしてまいりました。
その経験から「最高の一手」を繰り出すチャンスは数年に一回しかありません。

ビジネスの上手い人は「最高の一手」を布石にして、さらに次の「最高の一手」を打ちます。
そうする事で、本来、数年に一回しかないチャンスを、もっと短いサイクルにしてしまいます。
反対にビジネスの下手な人は「最高の一手」の次が打てません。
こういった人が一発屋と呼ばれてしまう訳です。

ちなみに10年前に、僕は24時間ランキングが1位を活かしきれず、伸びきる事が出来ませんでした。
このまま何もなければ、一発屋でした。
でも、現在、その経験が活かせているので、一発屋はなんとか回避できた訳です。

このように全ての経験が、巡り巡って次への布石に活かせます。
ビジネスの上手い人ほど、無関係と思えるような経験すら布石として活かします。
ビジネスの下手な人ほど、布石にもってこいの材料が足元のあるのすら気づきません。

コンサルティング業をしていると、足元にあるもってこいの材料に、全く気づかない人を沢山見ます。
「メルマガを始めると、次の布石が打てますよ」
「スマホの賢い使い方を覚えておくと、次の布石が打てますよ」
「動画の編集を覚えておくと、次の布石が打てますよ」

そうやってアドバイスするのですが、多くの方がこう言います。
「私には、関係ないし必要ないです」
しかし、半年や1年経った後にこう言われます。
「あの時から始めておけば良かった」

どんな知識でも、早めに習得しておけば、経費も少なく、ゆっくり習得できます。
後になればなるほど、勉強にお金もかかり、切羽詰まりながら習得する羽目になります。
「関係ないし必要ない」と考えるか「関係ないけど役に立つかもしれない」と考えるかの違いです。
ビジネスの上手い人と下手な人の根本的な差は、その考え方の違いなのかもしれません。

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