パソコンの発熱対策は大丈夫?

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先日、友人から電話がありました。
息子さんからこんな事を聞かれたそうです。
「パソコンは何で熱くなるの?」
友人は、どうやって答えたら息子に解りやすいか考えて答えられなかったそうです。

私はこう言いました。
「人間は忙しく動くと暑くなるでしょ?
パソコンの中は電気で動いていて、電気の粒が忙しく動いています
電気の粒も、人間のように忙しく動くと暑くなります 」
こんな感じで答えておいたらどうかな?

すると友人はこう言いました。
「え?そんな理由で熱くなるの?
iPod touchが熱くなるのも同じなの?」
なぜか息子さんではなく、友人の方が、食いついてきました。

電気も人間と同じで、狭いところで働かせるほど暑苦しくなります。
最近は、何でも小型化されて、性能もアップしています。
性能がアップしていると言う事は、さらに電気が忙しく働いていると言う事です。
それなのに、小型化されて、狭いところで働かされるので、発熱もアップしています。

こんな話をしたら、友人の方が納得して喜んでいました。

夏は思った以上にパソコンが壊れます。
原因は発熱です。

パソコンが熱暴走すると言う話を聞いた事がありますでしょうか?
でも、実際は熱暴走する事はありません。
本当は熱停止するのです。
昔のパソコンは、熱で焦げ付いて停止していました。
現在のパソコンは、内部に沢山の温度センサーが搭載されていて、一定以上熱くなると自動で止まります。

壊れる前に止まるって事?

そう思われるかも知れませんね。
でも、この急ブレーキが危険なのです。
止まると言っても緊急停止です。
発熱による発火を防止するのが目的で、パソコンを守るのが目的ではありません。
パソコンの電源をブチッと切るのと同じです。

本来ならパソコンの電源をブチッと切っても壊れたりはしません。
ただし、発熱で緊急停止する程、古くて弱っているパソコンなら話は別です。
急ブレーキのダメージが、さまざまな部分に影響してしまいます。
できる限り緊急停止が起こらないようにしないと行けません。

そのために最も重要なのがホコリ掃除です。
パソコンの放熱ファンの周りにホコリがついていると放熱効果がグッと落ちてしまいます。
また、放熱ファンの前に障害物を置かないようにしましょう。
ノートパソコンを利用していて、隣に置いてあった雑誌で放熱ファンを塞いでたなんて事もよくあります。
放熱ファンを塞いでしまうと、夏場は自殺行為に等しいです。

Macのようにボディーが金属製のパソコンは触ったら熱いので異変に気づきやすいです。
しかし、ボディーがプラスチック製のパソコンはなかなか発熱に気づきません。
発熱していないのではなく、気づかないのが危険なのです。
金属製のボディーのパソコンは、ボディー全体が熱くなるので、全体で放熱している事になります。
プラスティック製のボディーのパソコンは、内側に熱が籠もるので、熱くならないだけなのです。

また、放熱対策でいろいろなグッズが出ています。
こう言った物を試してみるのも良いと思います。

ちなみに私のMacBookには裏面にこれが貼ってあります。
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ただし、ボディーの材質によっては、すぐに剥がれてしまうそうなのでご注意下さい。

他にもこんな物がありますので、発熱が気になる方は一度検討してみては如何でしょう?
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これから厳しい残暑が続きます。
パソコンの熱対策に心がけましょう。

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