スマホやタブレットを持ってない人は何もするな!

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今から3年前、格安航空会社のピーチで関空から沖縄のチケットを購入しました。
4泊5日の沖縄旅行でしたが渡航費と宿泊費で25000円でした。
本当に格安でした。

ちょうどこの頃、テレビで格安航空会社の特集をしていました。
その中でコメンテーターが、こんな事を言っていました。
「格安航空会社はインターネットで購入すれば安くなる
しかし、電話窓口や受付カウンターで購入すると手数料が必要になる
「この価格設定は、インターネットが使えない人に対して不親切だ」

インターネットが使えない人にしてみれば確かに不親切に感じるでしょう。
しかし、その後も電話窓口やカウンターでの購入手数料が見直される事はありませんでした。
「インターネットが使えない人に対して不親切だ」という言い分はクレームとして認められなかった訳です。

結論としてインターネットで購入できない人は、手数料を払うしかないのです。
既に「インターネットが使えない」という言葉に、同情してくれる人はいなかったのです。

これが2012年の話です。

最近ではスマホがないとLINEに登録できませんね。
(実際はガラケーでも登録できますが、面倒だし、あまり知られていません)
同じようにスマホやタブレットがないと登録できないサービスが増えてきました。
名刺管理アプリのeightや写真を使ったSNSのInstagramなどは、スマホがなくては登録できません。
これらはパソコンでも利用できるサービスです。
それにも関わらず登録はスマホやタブレットからしか出来ません。

「スマホやタブレットを持っていない人に対して不親切だ」

そう思う方がきっといらっしゃるでしょう。
しかし、その言い分はきっと聞き入れられることはないでしょう。
結局、「スマホやタブレットを持ってない人は何もするな!」と言う社会になってきたのです。
「スマホやタブレットを持っていない」という言葉では、誰も同情してくれない世の中になりつつあります。

また最近は、同じ会社の同じサービスでも、パソコン向けよりスマホ向けの方が充実しています。
Evernoteや050plusなどのアプリは、明らかにスマホ版の方が多機能だったりします。
スマホやタブレットのユーザーの心を掴むことが各ソフトハウスの重要な目標になったのです。
残念なことに、パソコンユーザーは二の次と言うのが現状なのです。

数年後には、デスクの上にパソコンではなくタブレットが乗っているオフィスがもっと増えてくるでしょう。
AppleのCEOのテイムクックは、パソコンを使う業種とタブレットを使う業種が明確に分類されると予測しています。
その予測のもとに先日発表されたのがiPad Proという高機能なiPadの上位機種です。
今後、パソコンではなく、このiPad Proを購入した方が良いケースも多々有ります。

「どのパソコンを買うべきか?」ではありません。
今後は「パソコンとタブレットとスマホのどれを買うべきか?」を選択するところから始めないといけないのです。
この段階で失敗すると、10万円以上の無駄にする買い物をしてしまったりするのです。
10月11日のITなるほど講座では、そう言った点にも迫ってみたいと思います。

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