スティーブ・ジョブズの成功の理由は技術力不足?
現在、個人が手軽にコンピュータを持つことができるようになりました。
そのきっかけになったと言われているのが、1976年に発売されたコンピュータのApple1です。
これがAppleの最初の商品です。
また1998年に、パソコンのデザインに革命が起こりました。
こ存じの方も多いと思いますが、カラフルなデザインで人気を博したiMacの発売です。
Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズは、こうした変革に大きな影響を与えてきました。
その後も、iPhone、iPadなどヒット商品を生み出しました。
これによって、多くの人は大きな勘違いをしてしまったかもしれません。
「スティーブ・ジョブズはコンピュータにものすごく詳しい」
そう思っている人も多いのではないでしょうか?
スティーブ・ジョブズは、それほど技術的な知識はなかったと言われています。
「ジョブズに技術的なスキルが不足していたから、ヒット商品を生み出すことができた」
スティーブ・ジョブズと共同でAppleを創業したウォズニアック氏が、公の場でそう語っています。
Apple1の発売当時のコンピュータは、基盤を買い集めて自分で組み立てるの当たり前でした。
「お店で買って、自宅でテレビに繋いだらすぐに使える
そんなコンピュータがあったら便利だろう」
そう考えたのがスティーブ・ジョブズでした。
そのアイデアを元に作られたのがApple1でした。
「もっとカラフルなパソコンがあったら楽しいだろう」
そう思って、開発されたのがiMacでした。
「ジョブズはエンジニアのように性能がどうとかと言う事は考えていません
何があったら喜んでもらえるか?何があったら楽しいか?
それを考えているのです」
ウォズニアック氏は、スティーブ・ジョブズのことをそう語っているそうです。
スティーブ・ジョブズのこの逸話は、多くの人の参考になると思います。
私は仕事柄、ITについて多くの人の相談を受けます。
普段使いからビジネスまで、様々な相談があります。
その相談の中で、自分が技術的な知識がないと悩んでいる人ほど、前に進めなくなっています。
何かするたびに、技術的な知識がない事を理由に足踏みをしてしまうからです。
反対に技術的な知識など全くなくても「これがしたい」「あれがしたい」と相談に来る人もいます。
そういった人の方が、なんでもスイスイこなしてしまいます。
「あれがしたい」「これがしたい」と言って行動してしまった人の勝ちなのではないか?
私はそう思います。
ITを使ってやってみたいことがあったら、技術的な知識のことなど考えず行動することが重要だと思います。
運の良い事に、現在では、やりたい事が出来たら、ネット検索で何をすれば良いかがすぐにわかります。
もし、あなたにやりたい事が出来たら、すぐにでもネット検索してみましょう。
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