Windows10にアップグレードすべきか?
2015年も残りわずかになりました。
今年を振り返って、ITの世界で大きなニュースの1つにWindows10の発売があります。
Windows10は驚くべき勢いで普及しています。
その理由は大規模な無料配布キャンペーンです。
Windowsを作っているMicrosoft社は、Windowsを開発して販売することで世界企業となりました。
自社の生命線ともいうべき商品を無料で配布するしているのです。
これは2015年にIT業界のビジネスモデルが一気に変化したことを意味しています。
これまでにない大規模なキャンペーンに、どうしたら良いか戸惑っている方も多いかもしれません。
アップグレードすべきか、しない方が良いのか?
そもそも、無料アップグレードって怪しいのではないのか?
結論から言ってしまうと、この無料アップグレードは怪しいものではありません。
条件さえ許せばアップグレードすべきです。
条件とは何か?
それはお使いのパソコンがWindows10に対応しているかどうかです。
Microsoft社は、Windows7以降のパソコンをすべて無料アップグレード対象にしています。
本来であればWindows7、Windows8を利用している人はすべてアップグレードできます。
AccorやDellなど海外ブランドのパソコンをお使いの方は概ね大丈夫だと思います。
しかし、日本メーカーのパソコンは少し事情が異なります。
日本メーカーは、パソコンにメーカー毎のオリジナル機能を追加して販売しています。
このオリジナル機能がアップグレードの際に邪魔をすることがあります。
まず、お使いのパソコンのメーカーに問い合わせてアップグレードをしても良いかを確認してみてください。
海外ブランドのパソコンをお使いの方も、日本法人がある場合は念のために問い合わせてみてください。
Windows10はアップグレードが完了してからが本番です。
Windows10はこれまでと全く異なったビジネスモデルを想定して作られています。
新しいビジネスモデルは、基本的な機能は無料、もしくはお手軽な価格で提供されます。
基本的な機能を拡張する場合に、プランを追加して、場合によっては料金を支払う仕組みです。
Windowsの世界では、これまでにないビジネスモデルです。
これを正しく理解していないと無駄なお金を支払ったり、反対に必要な機能が利用できなかったります。
MacやLinuxでは以前から少しずつ採用されてきた仕組みです。
Windowsユーザーの方は、少し戸惑うかもしれません。
しかし、この変化に対応しなければ、時代に乗り遅れるばかりか、やるべきこともできなくなってしまいます。
あなたの環境がWindows10に対応しているのであれば、ぜひ積極的にチャレンジしてみてください。
この大変革については「ITなるほど講座」でもお話ししようと思っています。
ご都合のよろしい方はぜひお越しくださいませ。
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