今日は記憶の仕組みについて少し考えてみようと思います。

まず最初に少しだけ簡単なテストにお付き合いくださいね。
テストと言っても、簡単なことなので安心してください。
それでは、最初の問題です。
まず、赤い果物を思い浮かべてください。

何が思い浮かびましたか？

りんごでしたか？
いちごでしたか？
さくらんぼでしたか？

思い浮かんだものは、人によって様々だと思います。

では、次の問題です。
あなたの思い浮かべた果物は、脳のどこに記憶されていましたか？

脳の仕組みに詳しい人は、脳のどの部分かをお答えになるかもしれませんね。

ここで考えてみましょう。
現代になり、脳の仕組みが少しずつ解明されてきました。
しかし、脳の仕組みを知らない人でも、脳に記憶することができます。

脳の仕組みを知っていようが、知ってなかろうが、脳に記憶することは誰にでもできます。
そして、その記憶を取り出すこともできます。
つまり、脳の仕組みについての知識は必要ないのです。

重要なのは、覚えたいと思ったことをできるだけ、素早く覚えること。
そして、思い出したいと思ったことをできるだけ、素早く思い出すこと。
それができれば、脳の記憶を利用して、効率良く、仕事や遊びに生かすことができます。

それと同じように、スマホやパソコンを使って、記憶を効率良く使う事を目的としたアプリがEvernoteです。
つまり、Evernoteは記憶したいことを素早く記憶する。
そして、思い出したいことを素早く思い出す事ができます。

私たちは記憶を思い出すときに、断片的で、曖昧にしか、出てこない時があります。
例えば、こんなことありませんか？
沖縄旅行をしたときに、美味しいお店を見つけたんだけど思い出せない。
覚えているのは沖縄と言う地名だけ。
美味しいメニューも、あったんだけど沖縄独特の名前だったから思い出せない。

そんな断片的で、曖昧な記憶でも、Evernoteに保存してあれば思い出せます。
わずかなヒントから、自分の記憶を思い出すことができます。
人間の記憶を補佐して、されに拡張してくれるアプリ。
それがEvernoteです。

毎月開催しているITなるほど講座ですが、5月から3回シリーズで、このEvernoteのお話をしようと思います。
今月は第一回目です。
Evernoteは何なのか？
どんな使い方があるのか？
その第一歩となるお話です。
興味のある方は、ぜひお越しください。

ilt.jp/takeda/it/

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