2016年、最初の驚きです

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2009年の8月に初音ミクというバーチャルアイドルの立体映像コンサートとが世界で初めて公演されました。
初音ミクというのは2007年に発売されたパソコン用ソフトです。
自分で作曲と作詞をして、楽譜と歌詞を入力すると歌いだす画期的なソフトでした。
このソフトで数多くの曲が生み出されました。

2011年には初のロサンゼルスで単独コンサートを成功させ、アメリカのトヨタのCMにも起用されました。
2014年にはレディーガガの世界ツアーのオープニングアクトを務めました。
またニューヨークでも単独コンサートを成功させました。
2015年にはオランダでオペラに出演、中国でも単独コンサートを成功させました。
また小林幸子が初音ミクのカバー曲で、紅白歌合戦に出場しました。

このほどの社会現象を起こしています。

ところが先日、2年以上もコンサルティングをしているクライアントさんが初音ミクを知りませんんでした。
これは私にとって、2016年、最初の驚きであり、かなり大きな不覚でした。
私は具体的なHowToだけに留まらず、最新の情報をクライアントさんに提供することを心がけてきました。
初音ミクの話もあちこちでお伝えしているつもりでした。

それが2年以上もお付き合いをさせて頂いているクライアントさんに伝わってなかったのです。

初音ミクの登場によって、バーチャルとリアルの一体化がぐっと進みました。
この流れはこれからさらに加速するでしょう。
それだけに、初音ミクという存在を知っているというのが重要です。

初音ミクのコンサートへ行けとか、音楽を聴けとかというわけではありません。
その存在を知り、それがリアルの社会へ大きな影響力を発揮していることを理解する必要があるのです。

小林幸子が2015年に紅白歌合戦で歌った曲のオリジナルがこちらでご覧になれます。
ぜひご覧ください。

初音ミクの存在は、現代人の意識のあり方を大きく変化させてきました。
その変化はこれからもさらに続いていきます。
人によっては「まがい物」とか「オタク文化」だと思うかもしれません。
しかし、未来はこの「まがい物」や「オタク文化」をも取り込んで作られていきます。
2016年はそう言った社会へ大きくシフトされる年になるでしょう。

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