iPhoneのセキュリティが大幅にアップ
9月17日にiOS9のダウンロード配布が開始されました。
iOSとはiPhoneに内蔵されているOSです。
OSと言うのは操作画面を構成しているプログラムのことです。
Windowsで例えると、2001年から、XP、Vista、7、8、8.1、10とバージョンアップしてきました。
バージョンアップするごとに、画面のデザインが変化して、使い勝手が少しずつ変化してきました。
iPhoneにもiOSと言うOSが入っていて、おおよそ1年に1回のペースでバージョンが上がります。
これまでもアップデートするごとに、画面のデザインや使い勝手が少しずつ向上してきました。
今回のアップデートも、1週間ほど使ってみましたのでその感想をお届けします。
アップデート後に早速試したのが、パスコードの設定変更です。
パスコードとは、iPhoneのロックを解除する時に入力する番号です。
これまで4桁だったパスコードが、iOS9では6桁に変更されました。
設定のセキュリティのパスコードから変更できます。
パスコードが4桁から6桁になると、解読が非常に困難になります。
また、6桁以上になると、心理的に解読しようとする気持ちがなくなると言う調査結果もあります。
落としたりした場合の安全性がグッと高まります。
ただし、6桁になると入力が面倒になりますね。
そこで指紋認証を使う事をお勧めします。
特に女性や背の低い方は、電車の中などで肩越しに、パスコードの入力が丸見えです。
日本国内であれば、それほど危険ではないかも知れません。
しかし、海外旅行でそれをしたら非常に危険です。
できる限り指紋認証を使いましょう。
指紋認証は難しそうだなぁ。
そう思われる方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、私の母親は65歳を過ぎて、自分で勝手に指紋認証の設定をして使っています。
私が設定した訳ではありません。
シルバー世代でも、自分で設定できる程度の作業です。
ぜひ、指紋認証の設定に挑戦して見てください。
パスコード以外にもさまざまな進化を遂げていますが、個人的にはメモ帳が非常に便利になりました。
手書きや地図の貼り付けなど、非常に便利になっています。
さらに、iPadやiPad miniはマルチタスクが使えるようになりました。
マルチタスクとは、2つのアプリを同時に使用することが出来るようになりました。
画面の左半分でインターネットを閲覧しながら、右半分にメモ帳を開いて、メモをとる。
そんな使い方が出来るようになりました。
これでメモ帳の使い勝手が一段と増しました。
iPadとiPhoneをお持ちの方は、メモ帳の同期の設定をしておくことで非常に便利に使えます。
iPadで調べごとをしながら、同時にメモ帳を開いてメモをとります。
出先で、iPhoneのメモ帳を確認すれば、iPadで作成したメモを見ることができる訳です。
iPadとiPhoneの設定を、丁寧にしておくことで、使い勝手が飛躍的に向上するでしょう。
10月11日の「ITなるほど講座」では、新しいiPhoneとiOS9を中心に今後何を購入したら良いか?
それをお話ししていこうと思います。
今や、Appleの製品が世界のIT情勢を大きくリードしています。
どんな新商品が出て、どんな影響をもたらすのか?
AndroidスマホやWindowsを利用している方も含めて、強く影響を受けるでしょう。
2015年のターニングポイントになります。
ぜひご参加ください。