着用可能の生活を始めました
1990年代からコンピュータは携帯と言うキーワードをもとに進化してきました。
携帯は英語でモバイルと言います。
猫も杓子もモバイルと言うキーワードで、小型化を進めました。
ところが1、2年前から携帯とは、少し異なった方向性が示されるようになって来ました。
それはウェアラブルと言う方向性です。
無理やり日本語に訳すと、着用可能と言う意味になると思います。
ウェアラブル?
そんな言葉は初めて聞いた。
そういう方もいらっしゃるかもしれませんね。
専門家の間では何年も前から話題に上がっていた言葉です。
ここ最近は、一般的な言葉として少しずつ浸透してきましたが、まだまだ新しい言葉です。
初めて聞いたと言う方も、焦る必要はありません。
ウェアラブルとは着用可能と言う意味です。
モバイルは持ち歩くと言う意味です。
これに対してウェアラブルは着用したまま利用できるのがポイントです。
着用したままコンピュータを利用する事を、ウェアラブルコンピューティングと言います。
もっとも簡単なウェアラブルコンピューティングは、ヘッドセットを利用した方法です。
他にも時計型や文字通り衣服と一体になった装置もあります。
今回は、ヘッドセットのお話をしようと思います。
ヘッドセットって何なの?
そんな疑問を持たれたかもしれませんね。
ヘッドセットとは、ヘッドホンやイヤホンとマイクが一体になった装置です。
電話のサポートセンターのオペレーターさんが着けているのがヘッドセットの原型です。
最近のヘッドセットは、ウェアラブル化が進み、着けたまま走ったり、踊ったりできるほど小型化されています。
正面から見たら、パッと見たら着けている事も、判らない程です。
このヘッドセットを利用してスマホを操作すれば、ウェアラブルコンピューティングです。
最近のスマホは音声で操作できます。
初期設定をすれば、ヘッドセットのマイクから話しかけるだけで、操作ができます。
iPhoneならば「Hey Siri」。
Androidなら「Ok Google」。
そう話しかけると、スマホの方から要件を聞いてきます。
あとはスマホに要件を伝えるだけです。
音楽再生。
美味しいラーメン屋を教えて。
今日の私の予定は?
瀬戸大橋まで行きたい。
明日の18時に飲み会の予定を入れといて。
私は以前から、車を運転するときはウェアラブルコンピューティングをしていました。
ふと数日前に、起きている間はずっとウェアラブル生活をしてみようと思いたちました。
その理由は、今月のITなるほど講座のテーマです。
今月のテーマは「スマホ、タブレットのメモ術」です。
スマホやタブレットで、素早く、簡単にメモを取るにはウェアラブルの方が便利ではないか?
そう思ったからです。
使って数日で、その便利さに驚きました。
運転中には使っていたので、日常もその状態になるだけだと思っていました。
しかし、そうではありませんでした。
運転中は、本来、スマホを操作している場合ではない訳です。
止むを得ず操作する時に、ヘッドセットを使ったウェアラブルコンピューティングしていた。
考えてみると非常に消極的な使い方だった訳です。
それを積極的に日常生活に持ち込む事で、全く世界が変わってしまいました。
今日も朝起きたら一番最初に、ウェアラブルヘッドセットを着用しました。
このヘッドセットで、1日に何度も、メモをしたり、スケジュール管理をしたりしています。
この変化の大きさには本当に驚きます。
今月のITなるほど講座でも、有益な情報をお伝えできると思います。
◆3月のITなるほど講座
「スマホとタブレットのメモ術」
3月13日(日)
14:00〜16:00
3,500円
スマホが爆発的に普及して5年以上が経過しました。
FacebookやLINEが手軽に楽しめて、綺麗な写真や動画が撮影できます。
ガラケーの時代から比べると本当に便利になりました。
その中でも、メモ機能の充実は驚くべき進化を遂げています。
一見すると地味なので、その充実ぶりを、あまりご存知ない人もいるかもしれません。
充実したメモを取るためにどうすればいいのか?
便利に使うためにどんなアプリがあるのか?
どんな周辺機器を利用すると良いのか?
今回は、普段は地味で注目されないメモ機能に注目してみようと思います。
お申込みはこちら