あなたは共感性と聞いて「感情を共有する」と言う意味だと勘違いするかも知れませんね。
でも、「共感性」という言葉と「共感」は全く意味が違います。
今日は、この「共感性」についてお話ししようと思います。

共感性と言うのは、あるの感覚で、全く別の感覚を刺激することです。
うーん。
少し分かりにくいですね。

では具体的な例でお話ししましょう。
例えば風鈴の音を聞くと、何故か涼しく感じてしまいますね。
風鈴の音は聴覚を刺激しています。
しかし、触覚が涼しいと反応します。
聴覚が触覚を刺激しています。

これが共感性です。

暖色系の色を見ると、暖かく感じて、寒色系の色を見ると涼しく感じます。
これも視覚が、触覚を刺激しています。
ステーキを焼く音を聞いただけで、口の中がステーキを食べている感じになってしまう。
これは聴覚が、味覚を刺激しています。

あなたも、普段、何気なく共感性を体験していると思います。

バラエティー番組を見ていると、面白いコメントのテロップが入りますね。
これも共感性を利用しています。
面白いコメントのテロップを入れるだけで、面白さが倍増します。
つまり、文字も共感性を発揮するのです。

同じ名前でも「さゆり」「小百合」「幸祐里」「紗由理」と並べると硬さが全く違いますね。
この文字の印象だけで、何故か性格まで印象づいていしまいます。
このように、私たちは共感性によって、無意識に、様々な印象が刷り込まれています。

インターネットでの情報発信も全く同じです。
・文字だけの情報発信。
・文字と写真の情報発信。
・文字と写真と音の情報発信。
このように情報発信で、刺激する感覚を増やすと、様々な共感性が生まれて、限りなく感覚が刺激されます。

そして、現在、最も多くの感覚を刺激して、最大に共感性を発揮する手法が動画です。
動画での発信は、単に「分かりやすい」「伝わりやすい」と言うだけではありません。
共感性を利用して、見る側のあらゆる感覚を刺激することができるのです。

例えば、あなたがステーキハウスの宣伝をしたいと考えていたとします。
文字で、どれだけ宣伝するより、ステーキが美味しそうに鉄板の上で焼けている動画を3秒見せる方が効果的です。
ステーキの焼ける音、肉汁が染み出す映像、美味しそうな焼き目。
あらゆる情報が、感覚を刺激し、さらに共感性が最高潮に達します。
そこに「シェフのこだわりが生み出す最高の味」とテロップが入れば、共感性が最高潮に高まります。

どれだけの文字を費やしても伝わらない事を、たった3秒の動画で伝える事ができます。

これまでにないほど、世の中は多様化し、速度が上がっています。
しかし、1日24時間と言う時間は決まっています。
この24時間を全ての人で取り合う時代になっています。

文字でしっかり伝える事も重要です。
でも、ゆっくりと文字情報を読んでいる時間がない人も沢山います。
だからこそ、3秒でも伝わる手法も持っていなければ生き抜いていけない時代です。
実際に、たった3秒で「よし、今夜はステーキを食べに行こう」と言わせる事が可能なのです。

この共感性と意識して、テレビやYouTubeを観察してみて下さい。
動画が、どれほどの力を発揮しているがよく分かります。
共感性を駆使すれば、あなたの伝えたい情報をできるだけ短い時間で、強烈に伝える事ができます。
実際は、共感性以外にも、様々な手法があります。
でも、まずは、この共感性を使いこなせるような、動画作りを目指してみてください。

□□□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□□□
□□　　　　動画発信の最大のビックウエーブに乗ろう　　　　　□□
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

★ITなるほど講座のお知らせ★

2月のITなるほど講座は「動画革命の波に乗る」です。
2015年に10代の半数以上が「テレビを見るよりYouTubeを見る」と答えたそうです。
あれから4年が経とうとしています。
その時、10代だった若者の半数近くが成人しています。
時と共にテレビ人口は減り、ネット動画人口は増えていきます。
もし、あなたは未だにネット動画よりテレビかも知れません。
しかし、世の中はあなたに合わせてはくれません。
すでに、ネット動画の視聴時間はテレビを超えています。
この大きな波は、あなたの気づかない間に、あなたを置き去りにしてしまうかも知れません。
だから、もう一度、しっかりと動画のお話を聞いて欲しいと思っています。

テーマ：動画革命の波に乗る-理論編-
日時：2月10日（日）　14:00〜16:00
場所：大阪産業創造館
価格：3,500円（ライブ配信・3,000円）

テーマ：動画革命の波に乗る-実践編-
日時：2月15日（金）　19:00〜21:00
場所：大阪産業創造館
価格：3,500円（ライブ配信・3,000円）

ai-mandara.com/entry.php?cat=1&sid=2

Follow me!