恐れていたことが現実に

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昨日、用事があって実家に戻っていました。
私の実家はかなりの田舎です。
その田舎で、最近話題になっているのが国勢調査らしいのです。

今回の国勢調査からインターネットで回答できるようになりました。
誰がインターネットで回答したか?
それが高齢者の間でちょっとした噂になっているそうです。

その噂から色々な事実が分かってきたそうです。

大方の予想に反して、インターネットで回答している人が、若い人だとは限らないそうです。
反対に若い人の方が、どうしたら良いかと問い合わせてくるそうです。

そして、私が以前から恐れていたことが現実になってきているようです。
インターネットで回答できる人と回答できない人で社会的扱いの格差が生じてきているということです。

インターネットで回答できる人は、回答した瞬間に回答済みの扱いとなります。
しかし、郵送で回答する人は、回答済みの扱いになるまでに時間がかかります。

今回の国勢調査は、郵送で回答する場合は10月7日までに郵送しなければなりません。
7日が迫るにつれて、各地区の自治会に向けて、未回答者のリストが送られてくるそうです。
係りの人は、未回答者の自宅を回って、回答を催促する必要があるそうです。
これが係りの人にとって面倒な仕事となっているようです。

郵送で回答した人には、係りの人が余分に、ひと手間もふた手間もかけなければならないのです。
係りの人にしてみれば、郵送で回答する人は、余分に手間がかかるので迷惑な存在です。
前回までの国勢調査は全ての人が郵送だったので、係りの人も何も感じなかったと思います。
でも、今回からインターネットで回答した人比べると郵送で回答する人は迷惑な存在になってしまったのです。
ついつい、係りの人も愚痴をこぼしてしまうようです。

では、郵送で回答する人の立場で考えてみましょう。
回答する人は、前回と変わらず郵送で回答しているだけです。
特に誰かに迷惑をかけたつもりはない訳です。

私は以前からこんなことを言ってきました。
「ITの利用を避けている人は、自分の気付かない間に迷惑な人にされてしまうので注意しましょう」

私の周りでもこんな話をよく耳にするようになりました。
「スマホを持っていない友人と連絡をつけるのが面倒」
「スマホを持っていない友人とはだんだん疎遠になってきた」

こういった話もスマホを持っていない人には、特に悪気はないのです。
苦手意識や単に買い換えるタイミングを逸しているだけなのです。
しかし、社会的には少しずつ迷惑な存在になってきています。

私の実家のような田舎ですら、国勢調査の回答をインターネットでするか、郵送でするかが問題になり始めています。
ガラケーを使っている人は、早めに買い替えを検討した方が良いでしょう。
また、今使っているスマホがしっくりと使い込めていない人も、自分に合ったものに買い替えた方が良いでしょう。

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