インターネットで稼ぐには?プロダクトローンチ篇

58d849b430550a17c81385a7bef44362.jpg

「インターネットで稼ぐには?」のシリーズも今回が最終回です。
最終回の内容は、爆発的売上を生み出すプロダクトローンチです。
プロダクトローンチは、前回までの内容を実践しているのが前提になります。
DRMで興味を持っている人をリスト化して、ザイオンス効果で好感を得ている。
そう言った状態までは進んだ方はプロダクトローンチを利用する事ができます。

プロダクトローンチとは、次の手順で行います。
1 販売したい商品の情報を小出しにして興味を引く
2 順を追って小出しにしながら、販売開始日まで期待感を高める
3 販売開始日に向けて、限定性や希少性を謳って、購買意欲を高める
4 販売開始日に一気に売上を爆発させる
5 売上が爆発した勢いで、売上好調をアピールする
6 さらに売上を伸ばす

これがプロダクトローンチの簡単な流れです。
この手法を最大限利用しているのがiPhoneです。
どこまでが意図的かはわかりませんが、iPhoneはプロダクトローンチにぴったりハマっています。

iPhoneは、ここ数年、新型機種を秋頃に発売します。
春頃から、新型iPhoneの噂が流れ始めます。
その噂が、ネットや雑誌などでニュースとして拡散されます。
そのニュースで、iPhoneユーザーの期待感が高まります。

期待感が高まった秋頃、新型機種の発表が行われます。
毎年、発表から発売まで、あまり期間がありません。
しかし、その短期間で、予約が殺到して、受付が停止します。
発売されても、しばらくは手に入らない状態が続きます。
この品薄状態が、さらに購買意欲を掻き立てます。

この一連の流れで、iPhoneは毎年爆発的に売上を伸ばします。
iPhoneほどの巨大な市場になると、どこまでが意図的で、どこまでが偶然かは不明です。
しかし、結果的に壮大なプロダクトローンチになっています。

でも、この手法は誰もが使える訳ではありません。
まずはザイオンス効果です。
iPhoneの新型機種を、無条件で購入すると言うほどのファンがいる。
まさに、強烈なザイオンス効果です。

これだけではありません。
iPhoneの新型機種の噂をニュースにするだけで、部数や閲覧が伸びると言う事実です。
ニュース記者にも、iPhoneの記事を書く事が良い仕事に繋がると言う安心感があります。
間接的にニュース記者にも、ザイオンス効果と同じような効果をもたらしているのです。
そのお陰で、小出しにリークされる噂が、どんどん拡散されます。
それが期待感と購買意欲を高めているのです。

ただし、この手法はメリットばかりではありません。
iPhoneの例もそうですが、iPhoneを販売しているアップルには、それ以外にも商品があります。
MacやMacBook、iPadやAppleTVなどです。
これらの商品もiPhoneと同様にプロダクトローンチで売り出せば良いのに、それはやっていないのです。
その理由は簡単です。
プロダクトローンチは年に1回程度にするから効果があるのです。
毎回毎回、すべての商品でやっていたら効果は全くなくなってしまうのです。

アップルは世界的企業なので、非常に大掛かりです。
しかし、プロダクトローンチは、スケールダウンして、個人でも利用できます。

では、今回のマインドフルネス禅の例でお話ししましょう。
マインドフルネス禅のスタッフは、それぞれ自分のリストを持っています。
そのリストは、何年もメルマガを配信して、ザイオンス効果が常に高い状態になっています。

しかし、マインドフルネス禅の情報は、ニュースとして拡散されるほどの規模ではありません。
だから、最初にメルマガのリストにアフィリエイター登録を呼びかけました。
登録者を集める代わりに、報酬を受け取ると言うのがアフィリエイターです。
彼らは、自分のSNSやメルマガを使って、マインドフルネス禅をの情報を拡散してくれます。
これがニュース記者と同様の効果となります。

さらにマインドフルネス禅の無料動画プログラムの、申し込みは1週間の限定です。
この限定性が、登録意欲を高めます。

アップルの場合は、大きなホールで発表会を行い、全世界に向けてライブ配信をおこなります。
しかし、これは無理です。
そこでマインドフルネス禅の無料動画プログラムの中では、予め撮影された動画が送られてきます。
この動画で、マインドフルネスの魅力が、何度かに分けて送られてきます。
この部分が、情報を小出しに、期待感を高める部分になります。

プロダクトローンチの魅力は、規模の大小に関係なく、それぞれの規模に合わせて使える事です。
そして、どんな規模であっても、爆発的な売上を作る事ができるのです。
特に、誰もが簡単に動画を編集できるようになって、その効果は数倍に伸びました。

当然ながら、マインドフルネス禅の動画も、外注業者に依頼している訳ではありません。
スタッフが、撮影して、スタッフが編集したものです。

このプロダクトローンチの手法は、今やビジネスをするものが全員知っておくべき内容です。
ここで勘違いしないで頂きたいのは、できる、できないではないのです。
実際の作業は、できる人がやれば良いのです。
しかし、多くの人は、できそうに無いから、知ることもしないのです。

特に、中小企業の経営者の方に多いです。
「俺わからんから、わかる社員で相談してなんとかしてくれ」
これは全く経営者の意味がありません。
経営者はできる必要ありません。
しかし、ITをどう利用したら会社が儲かるかを、誰よりも知っていないといけません。
そういった意味では、プロダクトローンチについては誰よりも、経営者が知っておくべきなのです。

ITなるほど講座について、こんな質問を受ける事があります。
「私にも出来ますでしょうか?」

僕はいつもこう答えています。
「できる出来ないではなく、ITについて知る事がまず一番大切です」

自分にできない事であれば、できる人を探せば良いだけです。
今や、できる人はどこにでもいます。
それ以前に、どんな人に、何を頼めば良いかを知るべきです。
それを知れば、探すべき人は自ずと現れます。
まずは、知ることから始めるてください。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です